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新着情報
11月の園だより
彩りを変える木々の葉が秋の深まりを教えてくれるこの頃。岩手山は中腹まで白くなりました。お天気の良い日は、青空に里の紅葉と雪の岩手山という美しい装いが見られ、季節の移ろいを感じます。
昨日は、「よいこ縁日」を開催していただきありがとうございました。まさに今大流行となっている「鬼滅の刃」のゲーム等をすっかりなりきって楽しんだ後はお土産までいただき、子ども達にとっては、最高に楽しい時間だったようです。たくさんの提供品のご協力、そして、長期に渡る取り組みに心から感謝申し上げます。
ハロウィンごっこや、「秋」を取り入れて木登り、落ち葉のおうち作り、さつま芋のツルでの縄跳びやターザンごっこ等の遊びが見られています。年長さんは、グループの友達と相談しながら取り組んできたお店屋さんごっこがいよいよ明日、開店。招待する年中少さんに喜んでもらえるかなとドキドキワクワクしていることでしょう。
また、本日、本園伝統の「かぞくごっこ」が始まりました。一家族6~7人構成。年長児がお父さん・お母さん役、年中児がお兄ちゃん・お姉ちゃん役、年少児が弟・妹役。異年齢の友達との関わりをとおして、思いやりや憧れの気持ちなどを育んでいくことをねらいとしています。
10月に入り、子どもと保育教諭、子どもと子ども同士が「ピタッとしてきたな」と以前に増して感じられるようになりました。園生活を自分のものにしたこと、相手を理解し心の距離が近くなったこと、肯定的に相手の思いをくみ取ったり、身構えずに自分の思いを言葉で伝えられるようになってきたこと…等々、だから感じるのでしょうね。毎月、園だよりに載せている「こんな姿を目指しています!」も、育てたい力として年度前半は「安定・自己発揮」に重きを置いていましたが、これからは「関わり・挑戦・満足感・自信」へとステップアップです。 子ども達の成長と共に、これから一人一人をどのように支え、援助していくか、工夫と専門性が求められる年度後半を迎えていることを実感している私共です。子ども達の嬉しい変化(=成長)にパワーをもらっている毎日に幸せを感じつつ、おうちの皆様に具体的なエピソードをお伝えしながら、これからも手を携えて一人一人の育ちに関わっていきたいと思います。 (副園長 藤村陽子)