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交通安全～こどもの命、守りましょう～

過日、園内研修として、矢巾町役場防災安全室：加藤洋典様を講師にお迎えして、交通安全講習会を開催しました。

まずはじめに、最近の交通事故の状況を講話していただきました。

その中で、幼児期に関わる事故や幼児の傾向のお話がありました。

○飛び出しに注意

お母さんを見つけて飛び出した、気になる車（物）を見て飛び出した等の事故が増えているそうです。そこで３つのポイントを紹介します。

• 見る能力

大人と子どもの視野を比べると、大人の３分の２ぐらしかありません。子どもに安全確認を伝える際は、目だけで見るのではなく、首をしっかりと動かして視野を広げることが大切です。

• 聞く能力

音が聞こえてくる方向の感覚は、大人に比べて６０％くらしか発達していません。安全確認は「見る」だけでなく、「聞く」ことも重要です。車のエンジン音、踏切の警報機の音、緊急自動車のサイレン音を聞き、音が聞こえたらどのような行動をとるべきかわかりやすく伝えましょう。

飛び出しを防止する為に「止まる」「見る」「待つ」が大切です！

これから暗くなる時間が早くなります。園の駐車場やお店等では、お子さんとしっかりと手を繋ぎ歩きましょう。

次に、飲酒運転・酒気帯び運転についての体験活動をしました。

酒気帯び状態の視野が体験できる眼鏡を装着し、反射神経がどれだけ劣るのかを計る機械で、「ランプがついたボタンを押す」実験を教職員が試みました。

やはり、相当反射が遅れることが体験でき、飲酒運転・酒気帯び運転を絶対しない！との確認を改めてできた研修会でした。

講師の加藤様、ありがとうございました。